バブル後遺症 2009 10 31

 正確には、「バブル崩壊の後遺症」と書くべきでしょうが、
長くなりますので、バブル後遺症と書きます。
 バブル崩壊後、経済は、どうなるか。
日本の場合は、こうだったと思います。
 中央銀行が低金利政策を取ったにもかかわらず、
企業も家計も、借金返済に夢中となり、
銀行は、国債投資に夢中となりました。
 しかし、これは、まだ、ましな方かもしれません。
アメリカで、同じようなことになったら、どうなるか。
投資、いや投機が活発になると思います。
 現在、100年に1度の経済危機と言われているのに、
市場には、投機マネーがあふれています。
株式市場、外国為替市場、商品市場、
どこの市場にも、投機マネーが潤沢にあります。
 日本の場合は、豊富なマネーが、
融資に向かわず、国債に向かってしまい、実に困ったことだと思っていましたが、
アメリカの場合は、融資に向かわず、投機に向かってしまうところが、
いかにもアメリカらしいと思います。
 こうなると、忘れたころに、またバブルが発生するでしょう。
もっとも先進国の経済は、新興国と違って、バブルなしには成り立たないのです。
そもそも、成熟経済を無理やり成長させるのは、バブルでしょう。
















































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